令和8年度全国私立保育連盟 第52回関東ブロック保育研究大
開催日時
2026年11月5日(木)~6日(金)
東武ホテルレバント東京 4階
(東京都墨田区錦糸1−2−2)
JR総武線:錦糸町駅北口より徒歩約3分
東京メトロ半蔵門線:錦糸町駅3番出入口より徒歩約3分

開催趣旨
子どもたちの遊びは、時代とともに姿を変え続けています。
自然の中で仲間と関わる遊びに加え、デジタル技術を活用した探究活動など、
遊びの世界は大きく広がっています。
その背景には、社会や子どもの変化を受け止めながら、
一人ひとりの育ちに応じた環境を創り続けてきた保育者の実践があります。
一方で、保護者の働き方や社会の在り方も大きく変化し、
園には子どもの育ちを支えるだけでなく、
保護者や地域を支える社会基盤としての役割も期待されるようになりました。
また、各園が特色ある保育やICT活用など様々な取組を進めるなかで、
「自分たちならではの価値」をどのように社会へ示していくかが共通の課題となっています。
いま私たちに求められているのは、“Re-define”―これまでの「あたりまえ」を問い直し、
新しい視点で自分たちの実践や働き方を再定義することです。
AIをはじめとするデジタルの活用は、その再定義を支え、
日々の保育をより豊かに広げていく力となります。
本大会では、現代の遊びと環境づくり、AIによって生まれる時間の可能性を手がかりに、
社会の変化に応える園の姿と、持続可能な保育の在り方をともに探っていきます。

基調講演
株式会社カタグルマ 代表取締役社長/CEO
大嶽 広展 氏
22年間に渡り、保育・教育業界に特化し、これまで500法人を超える個別の経営支援を行う。また、ICT事業においては、保育施設向け人財育成クラウド「KatagrMa人財育成」、人事評価クラウド「KatagrMa人事評価」、適正配置クラウド「KatagrMaエンゲージ」は利用保育従事者数が25,000人を超える。
著書に「働き続けたい保育園づくり」「保育サービス業界の動向とカラクリがよーく分かる本」などがあり、累計刷部数3万部を超える。
さらに、キャリアアップ研修指定講師(マネジメント)、社会福祉法人の理事、評議員、株式会社の社外取締役など外部の活動も積極的に行っている。
AIと社会変容がもたらす
保育・幼児教育事業の未来
AIやデジタル技術の急速な進展は、私たちの暮らしや働き方だけでなく、子育てや教育、保育にも大きな影響を与えています。 本講演では、社会全体の変化を俯瞰しながら、これからの時代に求められる子どもの育ちや学び、そして保育の可能性について考えます。 社会変容という大きな流れの中で保育を捉え直し、「これからの保育をどのように再定義していくのか」を考えるための視点を共有します。

記念講演
参議院議員・チームみらい党首・AIエンジニア・SF作家
安野 貴博 氏
開成高校を卒業後、東京大学へ進学、松尾研究室出身、外資系コンサルティング会社のボストン・コンサルティング・グループを経て、AIチャットボットの株式会社BEDORE(現PKSHA Communication)、リーガルテックのMNTSQ株式会社を創業(後者は共同創業)し、テクノロジーを通じた社会システム変革に携わる。2024年に東京都知事選に出馬し15万票獲得。2025年5月に「チームみらい」を結党し、参議院選挙(比例代表)で初当選、政党要件を満たす2%以上の得票率を達成。AIを活用した市民参加を軸に、現場と政策をつなぐ活動、双方向型のコミュニケーションを実践している。
未来を創るために、あたりまえを問い直す
激動の時代、常識にとらわれず、変化を柔軟に乗り越えていく力が求められています。本講演では、これまでの「あたりまえ」を問い直し、これからの社会を生きる子どもたちのために、私たち大人が持つべき視点を考えます。

分科会・フィールドワーク

認定こども園さくら 園長・日本保育協会
評議員・全国認定こども園協会副代表理事
堀 昌浩 氏

第一分科会
遊びの進化と保育の基盤― デジタルの活用 ―
AIは、保育者が気づきにくかった「子どもの関係性」や「記録の偏り」を可視化し、保育者の視点を広げる力を持っています。一方で、ヒヤリハットへの咄嗟の対応や、泣いている子への関わり、「今日なんか違う」という直感は、AIには絶対に代替できません。AIを味方につけながら、人にしかできない保育の専門性を磨く実践を考えます。
あけぼの保育園 園長・TCS認定コーチ
上出 大和 氏

第二分科会
ノンコンタクトタイムを創る、生成AIの導入と活用
― 保育者の時間を守り、子どもと向き合うために ―
保育現場では、書類作成や記録などの事務作業が保育者の大きな負担となり、子どもと向き合う時間を圧迫しているという課題があります。本講演では、生成AIをどう導入・活用すればノンコンタクトタイムを生み出せるのかを、保育に特化したAIの実践事例を交えてわかりやすくお伝えします。
エイチテクノロジーズ株式会社
代表取締役CEO
池田 亘希 氏

GovTech東京
業務執行理事兼 CSO(最高戦略責任者)
畑中 洋亮 氏
第三分科会
デジタル化に疲れたあなたに届ける話
― “入力しない” を増やす、これからの保育現場 ―
本講演では、東京都におけるこどもDXの取り組みを軸に、「入力する仕事」から脱却する保育分野の新たな変革の方向性を提示する。 これまでのデジタル化は、現場がシステムに合わせて入力を担うことで成り立ってきた。一方で、今後は保活ワンストップやデータ連携の進展により、人が入力しなくても手続や記録が完結する環境への転換が現実のものとなりつつある。 こうした変化は、手続負担の軽減にとどまらず、支援の質向上やプッシュ型支援への転換を可能にし、行政と現場の役割そのものの再編を促す。 本講演では、AIエージェントやセンサー等の技術も見据えながら、「入力しない仕事」を前提とした保育現場のあり方と、その中で保育施設が創出すべき新たな価値について展望する。


フィールドワーク
東京スカイツリー塔体見学ツアーと
天望デッキ見学
普段は立ち入ることのできない東京スカイツリー塔体内部を見学し、地域との関わりやまちづくりについて学びます。見学後は天望デッキ(350m)から東京の街並みを一望します。
※参加費5,000円がかかります。
TOPICS
2026.8.4
2026.7.28
2025.11.28
2025.11.27
